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サン・テミリオン グラン・クリュ クロ・デ ・メニュ / リヴィエール 1988
サン・テミリオン グラン・クリュ クロ・デ ・メニュ / リヴィエール 1988
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クロ・デ・メニュ
1988
クロ・デ・メニュは、サンテミリオンの城壁の足元に畑と地下蔵を構える、リヴィエール家の家族経営のドメーヌです。この地でのワインの記録は古く、16世紀にはフランシスコ会の修道士たちがここのワインを商ったと伝えられます。近代の礎は1895年にジャン・エドモン・アンドリューが所有し、1956年に娘婿のピエール・リヴィエールへ引き継がれたことに始まります。ピエールの代にはわずか約1ヘクタールだった畑は、息子のジャン=ピエールとフィリップ、さらに2010年代に加わったニコラ、ステファニー、ジェニファーへと世代を継ぐなかで、現在は約25ヘクタールにまで広がりました。村の地下に穿たれた石灰岩のモノリシックな貯蔵庫を持ち、リヴィエール家の複数の所有畑のなかでも中核・実験区と位置づけられる一角です。
品種は、現在の植栽でメルローを軸に(約85%)、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを少量従える構成とされます。ただしこれは現在の植栽比率であり、本1988年の実際のブレンドは未確認です。1988年のボルドーは、右岸のメルローがよく熟した良年とされ、サンテミリオンとポムロールが相対的に安定した一方、やや青みの残るカベルネ・フランに引かれた向きもあると評されます。総じて骨格のある古典的な年で、続く1989年・1990年の陰に置かれがちなヴィンテージともいわれます(地区単位での評価)。なお、この造り手が小箱での手摘み収穫を導入したのは1997年、減農薬を軸とする栽培(リュット・レゾネ=最小限の農薬で畑を守る栽培)を広げたのは2001年とされ、いずれも本1988年より後のことです。現行の栽培・醸造の方針を、この年に遡って当てはめてはいません。
30年を優に超える古酒であり、コンディションを最優先に見極めて選びました。抜栓の際は澱を静かに分け、必要に応じてデキャンタージュ(澱を分け、空気に触れさせて開かせる)をおすすめします。派手な点数や賛辞ではなく、サンテミリオンの城壁の内に長く根を張ってきた家族の畑が刻んだ時間そのものを、静かにお確かめいただければと存じます。
詳 細
| 生産者 | リヴィエール家(メゾン・リヴィエール)。サンテミリオン村に本拠を置く家族経営。1895年にジャン・エドモン・アンドリューが取得し、1956年に娘婿ピエール・リヴィエールへ譲られて以降、同家が発展させてきました。 |
|---|---|
| ワイン名 | クロ・デ・メニュ |
| ヴィンテージ | 1988 |
| 生産地 | サンテミリオン地区、ボルドー地方、フランス |
| 原産地呼称 | A.O.C. サンテミリオン・グラン・クリュ |
| 色 | 赤 |
| 品種 | 現在の植栽はメルロー約85%/カベルネ・ソーヴィニヨン約10%/カベルネ・フラン約5%とされます。これは現在の植栽比率であり、本1988年の実ブレンド比率は未確認です。 |
| 格付け | ― |
| 畑 | (現在の恒常的特徴) サンテミリオンの城壁の麓に広がり、現在の面積は約25ヘクタール(1950年代の約1ヘクタールから拡大)。村の地下に掘られた石灰岩のモノリシックな貯蔵庫(一枚岩をくり抜いた地下蔵)を擁します。 |
| 評価 | 本1988年における評者個別点は、一次資料では確認できませんでした。1988年のボルドー右岸は、メルローがよく熟した良好な年とされます(地区単位での評価)。 |
出典・参考文献
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