Jiro's Wineshop - The Finest Wines...🍷✨️
ニュイ・サン・ジョルジュ 2008 エマニュエル・ルジェ【Vinous91】(状態A)
ニュイ・サン・ジョルジュ 2008 エマニュエル・ルジェ【Vinous91】(状態A)
受取状況を読み込めませんでした
村名
ニュイ・サン・ジョルジュ
2008
ドメーヌ・エマニュエル・ルジェの物語は、ブルゴーニュの伝説アンリ・ジャイエと分かちがたく結びついています。トラクター整備を学んだエマニュエル・ルジェは1976年、叔父ジャイエの畑仕事に加わってワイン造りに開眼し、1980年代には醸造の多くを任され、1985年以降は自らの名で歩み始めました。1996年、フランスの年金制度上ジャイエが正式に引退したのに伴い畑の法的な移管が完了し、師の思想と技術はそのまま甥へと受け継がれます。
ニュイ・サン・ジョルジュはコート・ド・ニュイ南端の力強い村です。ルジェの村名キュヴェは同アペラシオン北部の区画から生まれると伝えられます。造りは叔父から受け継いだ流儀で、果梗をすべて取り除いて発酵させ(除梗100%)、発酵前に低温で果皮を漬け込む低温浸漬を経て、じっくりと醸します。新樽を惜しみなく使う造り手として知られます。2008年のブルゴーニュ赤は、収量が平年比およそ三割減という小さな年で、冷涼な生育期を9月の乾いた陽光が土壇場で救い、みずみずしい酸と果実の純度を身上とするクラシックな性格の年と評されます。とりわけコート・ド・ニュイは、丁寧な選果と穏やかな抽出を行った造り手が質の高い一群を生んだ年とされます(地区単位での評価)。
ワイン・アドヴォケイトのデイヴィッド・シルドクネヒトは、樽試飲の段階で本作に(89–90)点を付け、高く澄んだキルシュ(さくらんぼの蒸留酒)や黒茶の香り、砂糖菓子を思わせる甘い風味、そして明るい酸を書き留めています(樽サンプルの先取り評価)。師から甥へと技が渡って十余年、ジャイエの流儀が静かに息づく村名の一本を、時間とともに味わっていただければと思います。
詳 細
| 生産者 | ドメーヌ・エマニュエル・ルジェ(フラジェ=エシェゾー拠点。伝説的造り手アンリ・ジャイエの甥) |
|---|---|
| ワイン名 | ニュイ・サン・ジョルジュ(村名) |
| ヴィンテージ | 2008 |
| 産地 | フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ/ニュイ・サン・ジョルジュ村 |
| 色 | 赤 |
| 品種 | ピノ・ノワール(ブルゴーニュ赤の法定品種) |
| 格付け | 村名(AOC ニュイ・サン・ジョルジュ) |
| 畑 | ルジェの村名ニュイ・サン・ジョルジュは、同アペラシオン北部の複数区画から造られると伝えられます |
| 醸造 | (農法・全房率・新樽率など) 除梗100%(果梗を取り除き全房発酵は行わない)と、発酵前の低温浸漬(果皮を低温で漬け込む)が、叔父ジャイエ譲りの基本手法とされます |
| 評価 | (89–90)点(樽試飲・速報)デイヴィッド・シルドクネヒト/ワイン・アドヴォケイト #189(2010年6月29日)。瓶詰め前の樽サンプルに対する先取り評価です |
出典・参考文献
コンディションについて
当店のワインは、生産者から直接ではなく、国内外の市場から一本ずつ迎え入れたものです。だからこそ、仕入れの段階で状態を見極めることを、私たちは仕事の中心に置いています。長年古酒を扱ってきた経験をもとに外観の状態を一本ずつ確認し、納得できたものだけをご案内しています。お迎えしたのちは、温度12〜13℃・湿度70〜75%に保ったセラーで、出荷の日まで静かに保管しています。
長い年月を経たワインには個体差があり、コルクの状態や熟成の進み方には抜栓するまで分からない部分が残ります。私たちにできるのは、選ぶ段階と保管の段階で不確かさをできる限り小さくしておくこと。気になる点は購入前に現物を確認してお伝えします。
Share

