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モレサンドニ 1erCru レ・ブランシャール 2005 ジャッキー・トルショー・マルタン(若干のラベル不良有)
モレサンドニ 1erCru レ・ブランシャール 2005 ジャッキー・トルショー・マルタン(若干のラベル不良有)
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プルミエ・クリュ
モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ レ・ブランシャール
2005
ジャッキー・トルショーは、モレ・サン・ドニで小さなドメーヌを営んだ造り手です。周囲の生産者が濃厚さや新樽を競った時代にあっても、彼は一貫して古い流儀を守り続けました。果梗をすべて取り除いて発酵させ(除梗100%)、抽出は穏やかに、樽は大半を古樽でまかない、澱を人工的に除かずに瓶詰めする——1950〜60年代のブルゴーニュを思わせる、静かで飾らない造りです。緑の摘房(未熟な房の間引き)を行わず収量を絞り込まなかった点も含め、その手法は最後まで変わりませんでした。そして2005年、26回目の収穫を最後に彼は引退し、翌年ドメーヌの畑の大半はダヴィド・デュバンへと引き継がれます。造り手が去ったのちに、その繊細で古格のある赤は世界の愛好家に静かに探し求められる存在となりました。
レ・ブランシャールは、モレ・サン・ドニ村の東斜面に広がる約2ヘクタールの1級畑です。粘土石灰質の土壌と東向きの穏やかな斜面が朝日をよく受け、冷涼な気候のなかでも実を成熟へと導きます。2005年のコート・ド・ニュイは、乾いた夏と、実りを損なわない程度の9月の雨に恵まれ、凝縮と酸を兼ね備えた近年屈指の当たり年とされます(地区単位での評価)。デイヴィッド・シルドクネヒトはワイン・アドヴォケイトで本2005年に91点をつけ、お香と樹脂を思わせる香り、アーモンドやピスタチオの香ばしさ、熟したプラムやブラックチェリーの純粋な果実味を評しています。生産はわずか150ケースほどと伝えられ、そしてこれはトルショーが遺した最後の収穫のひとつでもあります。
造り手が筆を置いた年の、二十年を経た古酒です。もう再び生まれることのない静かな流儀の余韻を、皆さまに一夜のお供としてゆっくりとお楽しみください。
詳 細
| 生産者 | ドメーヌ・ジャッキー・トルショー(トルショー・マルタン)。モレ・サン・ドニに構えた小規模ドメーヌ。当主ジャッキー・トルショーの引退により2005年ヴィンテージを最後に幕を閉じ、畑の大半はダヴィド・デュバンへ引き継がれた |
|---|---|
| ワイン名 | モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ レ・ブランシャール |
| ヴィンテージ | 2005 |
| 生産地 | モレ・サン・ドニ村、コート・ド・ニュイ地区、ブルゴーニュ地方、フランス |
| 原産地呼称 | A.O.C. モレ・サン・ドニ |
| 色 | 赤 |
| 品種 | ピノ・ノワール(ブルゴーニュ赤の1級は法令上ピノ・ノワール単一) |
| 格付け | 1級(プルミエ・クリュ) |
| 畑 | レ・ブランシャールはモレ・サン・ドニ村の東斜面に位置する約2ヘクタールの1級畑。粘土石灰質の土壌で、東向きの穏やかな斜面 |
| 醸造・農法 | このドメーヌの造りは古典的で、除梗100%(果梗を取り除く=全房発酵は行わない)、抽出は穏やか、新樽は控えめ(大半が古樽)、無清澄・無濾過(澱を人工的に除かず瓶詰め)で知られる。畑では緑の摘房(未熟な房を間引く作業)を行わず、収量は多めだったと伝えられる。 |
| コンディション | 本個体は若干のラベル不良あり |
| 評価 | 91点 デイヴィッド・シルドクネヒト/ワイン・アドヴォケイト |
出典・参考文献
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