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ヴォーヌ・ロマネ 2007 ビゾ
ヴォーヌ・ロマネ 2007 ビゾ
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ヴォーヌ=ロマネ
2007
ドメーヌ・ビゾは、1966年にワイン商だった祖父ジャン・ビゾが数区画を取得して興した、ヴォーヌ=ロマネの小さなドメーヌです。畑は長く他家へ貸し出されていましたが、地質学を修め、のちに醸造学を学んだジャン=イヴ・ビゾが1993年に生家へ戻り、1995年頃から自らの名で瓶詰めを始めました。所有はヴォーヌ=ロマネとエシェゾーを中心に約3.5ヘクタールと小さく、無添加に近い造りと極小の生産量で、いまでは世界中の愛好家が追い求める造り手です。
このヴォーヌ=ロマネは、ビゾが所有する村名格の区画から生まれる赤です。栽培は有機(公式認証は取得せず)で、収量は村名としては非常に低く抑えられます。醸造はブドウを除梗(果梗を取り除くこと)せず全房(果梗ごと房のまま)で用い、足でやさしく踏んだのち木桶で低温発酵させ、房のまま酸素を断つ半炭酸的な浸漬(果皮の内側から発酵を促す手法)を経ます。亜硫酸〈SO₂〉(酸化を防ぐ添加物)はほとんど、あるいは全く加えず(無添加への最初の挑戦は1998年)、熟成後は無清澄・無濾過(澱を人工的に除かず瓶詰め)で、樽ごと手作業で瓶に詰められます。ビゾは熟成に新樽を用いることで知られます。2007年のブルゴーニュは、天候の不順な夏を、健やかな4月と乾いて涼しい9月が救った年でした。近年でも早い収穫となり、とりわけグラン・クリュを擁するコート・ド・ニュイでは、澄んだ色調と純粋な赤い果実、軽やかで香り高い酒質が生まれたと評されています(地区単位での評価)。無添加に近いビゾの手仕事は、そうした冷涼で繊細な年の輪郭を、そのまま瓶へ写し取る造りといえます。
派手さで語る一本ではありません。グラスの中でゆっくりと開いてゆく時間ごと、味わっていただければと思います。
詳 細
| 生産者 | ドメーヌ・ビゾ(現当主 ジャン=イヴ・ビゾ) |
|---|---|
| ワイン名 | ヴォーヌ=ロマネ(村名) |
| ヴィンテージ | 2007 |
| 生産地 | ヴォーヌ=ロマネ村、コート・ド・ニュイ地区、ブルゴーニュ地方、フランス |
| 原産地呼称 | A.O.C. ヴォーヌ=ロマネ |
| 色 | 赤 |
| 品種 | ピノ・ノワール100%(単一品種) |
| 格付け | 村名 |
| 評価 | 本銘柄2007の評者個別点は、一次資料では確認できませんでした。2007年のコート・ド・ニュイ赤は、透明感と純粋な赤系果実、しなやかで軽やかな骨格が身上とされます(地区単位での評価) |
出典・参考文献
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