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ヴォーヌ・ロマネ オー・レア 1990 ドメーヌ・ルロワ
ヴォーヌ・ロマネ オー・レア 1990 ドメーヌ・ルロワ
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格付け:AOC ヴォーヌ=ロマネ(村名格)
ヴォーヌ=ロマネ オー・レア
1990
ドメーヌ・ルロワは、ラルー・ビーズ=ルロワが1988年に設立したドメーヌです。ヴォーヌ=ロマネのシャルル・ノエラ、ならびにジュヴレ=シャンベルタンのフィリップ=レミの畑を取得して誕生し、その取得資金は、日本の高島屋へのメゾン・ルロワ株の一部(三分の一)売却によって調達されました。設立と同時に、全区画をビオディナミ(月の巡りや天然の調剤を用いる有機農法)へ転換。ラルーの造りは「畑の力を最大化し、醸造では足さない」の一語に尽きます。房数を厳しく制限した極端な低収量(平均およそ15〜16ヘクトリットル毎ヘクタール)、果梗ごと房のまま仕込む全房発酵、ブドウや蔵に棲む天然の酵母(自生酵母)のみによる発酵、そして澱を人工的に除かない無清澄・無濾過での瓶詰め。新樽は100%(フランソワ・フレール社)と高い比率ながら、凝縮した果実がそれを静かに包み込みます。酸化を防ぐ亜硫酸(SO₂)も、畑で用いるハーブの煎じ液などにより極力抑えられます。現在の所有畑は約23ヘクタール、グラン・クリュ9区画・プルミエ・クリュ8区画を擁します。
本品ヴォーヌ=ロマネ オー・レアは、ヴォーヌ=ロマネ村の村名アペラシオンに属する区画です。オー・レアは、コンブ・ド・ヴォーヌ由来の石灰質を含む褐色土に小さな丸石(réas=区画名の由来)が混じる、ほぼ真南向きの斜面。斜面の下部に位置するため、隣接するプルミエ・クリュのクロ・デ・レアとは区別され、村名格に位置づけられます。品種はピノ・ノワール、ヴィンテージは1990年。本1990年オー・レアには、ロバート・パーカーがワイン・アドヴォケイトで92点を付していますが、詳細なテイスティングノートは残されていません。確かな出自と、極端に切り詰めた収量に裏打ちされた一本を、皆さまに静かにご紹介いたします。
同じ思想の延長線上には、ラルーの甥アンリ=フレデリック・ロックが率いたプリューレ・ロックがあります。ビオディナミ、全房発酵、自生酵母、極少の亜硫酸、無濾過——テロワールを醸造で塗り替えない自然志向を、両者は分かち合っています。
詳 細
| 生産者 | ドメーヌ・ルロワ |
|---|---|
| ワイン名 | ヴォーヌ=ロマネ オー・レア |
| ヴィンテージ | 1990年 |
| 生産地 | ヴォーヌ=ロマネ村、コート・ド・ニュイ地区、ブルゴーニュ地方、フランス |
| 原産地呼称 | A.O.C. ヴォーヌ=ロマネ |
| 色 | 赤 |
| 品種 | ピノ・ノワール |
| 格付け | 村名 |
| 醸造・農法 | (ドメーヌの恒常方針) ビオディナミ(月の巡りや天然の調剤を用いる有機農法。1988年設立時に全区画転換)/全房100%(果梗ごと房のまま発酵)・自生酵母(天然酵母)/新樽100%(フランソワ・フレール社)/無清澄・無濾過(澱を人工的に除かず瓶詰め)/極低収量 約15〜16hl/ha ※当1990年固有のテクニカルシートは未確認のため、いずれもドメーヌの一貫した造りとして記載 |
| 評価 | 92点 ロバート・パーカー/ワイン・アドヴォケイト #83(1992年10月23日)。点数のみで詳細なテイスティングノートは付されていません |
出典・参考文献
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