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【View From the Cellar: 93】クロ・ヴージョ 2017 ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ

【View From the Cellar: 93】クロ・ヴージョ 2017 ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ

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グラン・クリュ

クロ・ヴージョ グラン・クリュ

2017


ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロは、コート・ド・ニュイのフラジェ・エシェゾーに本拠を置く家族経営の小規模ドメーヌです。長らく収穫の大半をネゴシアンに販売していましたが、2009〜2010年にかけて自社元詰めへと軸足を移し、以後、急速に評価を高めました。醸造は2010年からトマ・コラドが担い、この転換とともに品質が大きく引き上げられています。運営と販売はクレール・フルーロが担当し、グラン・エシェゾー、エシェゾー、クロ・ヴージョ、クロ・サン・ドニ、クロ・ド・ラ・ロシュ、シャルム・シャンベルタンと、6つのグラン・クリュを擁します。醸造は手摘み収穫、無清澄・無濾過を旨とし、グラン・クリュには新樽を50〜60%用います。

クロ・ヴージョは、シトー会の修道士が中世に拓いた壁囲いの畑で、面積は約50.6ヘクタール。コート・ド・ニュイ最大のグラン・クリュで、ピノ・ノワールのみが植えられています。当ドメーヌはこのクロの内部に2つの区画を斜面下部に所有し、平均樹齢は約70年の古樹。このキュヴェには新樽を50%用います。2017年について、ジョン・ギルマンは93点を与え、「チェリー、赤い李、鳩、土のニュアンス、木の煙、マスタードシード、スパイシーな樽香の明るいブーケ。口中は深く、フルボディで芯に樹液のような旨みがあり、熟したタンニンと確かな焦点、そして長く複雑な余韻へと続く」と評しています。ステーン・オーマンは樽サンプル段階で「ヴェリー・ファイン」93〜94点とし、飲み頃を2029年以降と見て、「古典的で非常に力量のある造り。樽はよく溶け込んでいるが、完全な統合にはなお時間を要する」と記しました。

いずれも若い時分の評価であり、時間がその真価を静かに引き出していく一本です。大切な方との食卓に、ぜひ添えてみてください。

詳 細

生産者 ドメーヌ・コカール・ロワゾン・フルーロ
ワイン名 クロ・ヴージョ グラン・クリュ
ヴィンテージ 2017
生産地 ヴージョ村、コート・ド・ニュイ地区、ブルゴーニュ地方、フランス
原産地呼称 A.O.C. クロ・ヴージョ
品種 ピノ・ノワール100%
格付け 特級(グラン・クリュ)
評価 93点 ジョン・ギルマン/ヴュー・フロム・ザ・セラー/「ヴェリー・ファイン」93〜94点 ステーン・オーマン/ワインホグ(2018年6月1日、樽サンプル)
出典・参考文献
生産者の沿革・醸造方針(2010年トマ・コラド、2009〜2010年の自社元詰め移行、手摘み・無清澄・無濾過、グラン・クリュ新樽50〜60%、保有グラン・クリュ、運営者クレール・フルーロ):Winehog(Steen Öhman)/Robert Rolls(ドメーヌ・プロフィール)
クロ・ヴージョの区画・古樹・新樽比率(2区画所有、斜面下部、平均樹齢約70年、新樽50%):John Gilman, View from the Cellar/Winehog(Steen Öhman)
2017年の評点・試飲コメント:John Gilman, View from the Cellar(93点、「a fine bottle in the making」)/Steen Öhman, Winehog(「Very Fine」93〜94点、2018年6月1日、樽サンプル)
産地・格付け(コート・ド・ニュイのグラン・クリュ、面積約50.6ha、ピノ・ノワール100%、シトー会由来の壁囲いの畑):Laguna Cellar
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