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クイーン・レア シャンパーニュ ブリュット 2007 パイパー・エドシック
クイーン・レア シャンパーニュ ブリュット 2007 パイパー・エドシック
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AOC シャンパーニュ
レア ミレジメ 2007
2007
レアの名は18世紀に遡ります。創業者フロラン=ルイ・エドシックが自らのシャンパーニュをフランス王妃マリー・アントワネットに献上したという逸話にちなみ、象徴のティアラ(宝冠)型ボトルが生まれたと伝えられます。レアが最初に世に出たのは記録的猛暑の1976年。以来約40年で宣言されたヴィンテージはごくわずかに徹し、2018年にはEPI社傘下で独立メゾン「レア シャンパーニュ」となりました。長く醸造を率いたレジス・カミュは、インターナショナル・ワイン・チャレンジの「スパークリング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を8回受賞した造り手です。
この2007年ブランは、シャルドネを主体にピノ・ノワールを組み合わせたレアの伝統的なスタイルに則った一本です。レアは造りを通じて木樽(オーク)を一切用いず、一次発酵をステンレスタンクのみで行うことで果実の純度を保ち、フル・マロラクティック発酵(まろやかさを生む二次的発酵)でまろやかさを与えます。白(ミレジメ)は最大11のクリュ(村)をブレンドし、その主体はモンターニュ・ド・ランス。石灰質(チョーク)を基盤に砂質ローム・粘土・泥灰土の混じる土壌が、チョーキーでミネラルや塩味を思わせるニュアンスをもたらすとされます。デゴルジュマン(澱抜き)前に最低9年という長い澱熟成を経て、繊細な泡ときめ細やかな酸、熟成由来のふくらみを備えるのがレア ブランの身上とされます。2007年のシャンパーニュは生育期に難しさのあった年でしたが、忍耐強い畑仕事と選果が質を支えたと評されます(地区単位での評価)。ワイン・アドヴォケイトのクリスタプス・カークリンスは2025年、この2007年ブランに93点を付しています(同年のロゼは別評価)。
木樽を用いず、澱の上での超長期熟成によって純度とフィネス、複雑な熟成香を追求する点では、モエ・エ・シャンドンのドン・ペリニヨンと同じ地平にあります。ただし、ドン・ペリニヨンが還元的な醸造と『プレニチュード』の段階的なリリースで純度に至るのに対し、レアは例外的な当たり年のみを『レア(希少)』として宣言し、長い澱熟成が生む芳醇な熟成香と表現力を前面に出す——近いゴールへ異なる哲学で至る好対照です。
数少ない宣言年にのみ姿を現すプレステージ・キュヴェ。どうぞ、ふさわしい折にゆっくりと抜栓してお楽しみください。
詳 細
| 生産者 | パイパー・エドシック/プレステージ・キュヴェ「レア」は2018年に独立ブランド「レア シャンパーニュ」となる。EPI社傘下 |
|---|---|
| ワイン名 | レア ミレジメ 2007(ブリュット/白) |
| ヴィンテージ | 2007 |
| 生産地 | シャンパーニュ地方、フランス |
| 原産地呼称 | A.O.C. シャンパーニュ |
| 色 | 白・発泡 |
| 品種 | シャルドネ主体にピノ・ノワール。レア ブランの恒常比率は概ねシャルドネ70%/ピノ・ノワール30%とされる。※本2007年の実ブレンド比率は未確認 |
| 格付け | ― |
| 醸造・熟成 | (レアの恒常方針) 一次発酵はステンレスタンクのみで、木樽(オーク)は一切用いず果実味を重視。フル・マロラクティック発酵(まろやかさを生む二次的発酵)を行い、白(ミレジメ)は澱(おり)の上で最低9年熟成、さらに澱抜き(デゴルジュマン=澱を抜く作業)後、ボトルで最低1年寝かせてからリリース。 |
| 畑・土壌 | (恒常方針) 白(ミレジメ)は最大11クリュ(村)のブレンドで、主体はモンターニュ・ド・ランス。石灰質(チョーク)を基盤に砂質ローム・粘土・泥灰土を含む土壌が、チョーキーでミネラル/塩味を思わせるニュアンスをもたらすとされる |
| 評価 | 93点 クリスタプス・カークリンス/ワイン・アドヴォケイト(2025年10月24日の再評価。レア ミレジメ ブリュット=白)。同年のロゼ(同誌96点)とは別銘柄です |
出典・参考文献
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