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カベルネ・ソーヴィニヨン ベラ・オークス・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 2004 ハイツ・セラー
カベルネ・ソーヴィニヨン ベラ・オークス・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 2004 ハイツ・セラー
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単一畑指定カベルネ
カベルネ・ソーヴィニヨン ベラ・オークス・ヴィンヤード
2004
ハイツ・セラーは、1961年にジョー&アリス・ハイツ夫妻が創業した造り手です。当時のナパ・ヴァレーは稼働ワイナリーが20軒に満たず、禁酒法の余韻を残す静かな産地でした。ジョーは1951年にUCデイヴィスで醸造学修士を修め、名門ボーリュー・ヴィンヤードで名醸造家アンドレ・チェリチェフの右腕を務めた人物です。1966年産からは、AVA制度成立以前に単一畑「マーサズ・ヴィンヤード」の名を冠したボトリングを手がけ、ナパ・ヴァレーで初めて畑名を掲げた造り手として知られます。
ベラ・オークス・ヴィンヤードは、ラザフォードに位置するもう一つの単一畑です。ラザフォードAVA西側、マヤカマス山麓のベンチランド(山裾のなだらかな段丘)に横たわり、川が運んだ砂礫が扇状に積もったアレュヴィアル・ファン(沖積扇状地)土壌は水はけがよく、西向きの斜面が一日中の日照を受けます。畑はバーニー&ベル・ローズ夫妻が所有し、ジョー・ハイツの助言のもと1973年にカベルネ・ソーヴィニヨン100%で植樹されました。以後ハイツはこの畑を単一畑指定でボトリングし、2007年産まで手がけています。産地は、きめ細かなタンニンと大地由来のミネラルを想わせる「ラザフォード・ダスト」で名高い一角にあたります。この畑のワインは概して、引き締まった線の細い骨格とシルキーな質感、長い余韻を備えたスタイルと評されてきました。
ハイツの造りは、時間をかけた古典的な長期熟成を身上とします。カベルネはまず大型オークのヴァット(大樽の発酵・熟成槽)でおよそ1年を過ごしたのち、フランス・リムーザン産の小樽バリック(225L前後の小型樽)へ移してさらに約2年を熟成し、加えて瓶の中でも寝かせてからリリースされます。収穫からボトルの出荷まで、最長でおよそ6年。新樽の風味を前面に出さず、過度な抽出を避けて構造で長熟させる、伝統派らしい仕立てです。
新樽感を抑え、過抽出を避けた構造的で長熟なナパ・カベルネという点では、マヤカマス・ヴィンヤーズとも響き合う世界観です。ハイツがラザフォードの谷床・ベンチランドの柔らかな果実と「ラザフォード・ダスト」でそれを表すのに対し、マヤカマスはマウント・ヴィーダーの高標高・山のテロワールから、同じ「オーク控えめ・長熟」というゴールへ異なる道筋で至ります。
長きにわたり一つの造り手へ独占的に供給された畑が、いま静かに希少へと向かっています。どうぞ、ふさわしい折にゆっくりと抜栓してお楽しみください。
詳 細
| 生産者 | ハイツ・セラー(1961年、ジョー&アリス・ハイツ夫妻 創業) |
|---|---|
| ワイン名 | カベルネ・ソーヴィニヨン ベラ・オークス・ヴィンヤード |
| ヴィンテージ | 2004 |
| 生産地 | ラザフォード、ナパ・ヴァレー、カリフォルニア州、アメリカ |
| 原産地呼称 | A.V.A. ラザフォード |
| 色 | 赤 |
| 品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン主体。※畑は1973年にカベルネ・ソーヴィニヨン100%で植樹。本2004年の実ブレンド比率は未確認 |
| 格付け | ― |
| 畑・土壌 | (ハイツの恒常方針) ラザフォードAVA西側、マヤカマス山麓のベンチランド(山裾のなだらかな段丘)に立地。水はけの良いアレュヴィアル・ファン(沖積扇状地=川が運んだ砂礫が扇状に堆積した地形)土壌。西向きで一日中日照を受ける約13〜18エーカーの単一畑。当時はカベルネ・ソーヴィニヨンのみを植栽(プティ・ヴェルド/カベルネ・フランの追加植樹は2011年以降) |
| 醸造 | (ハイツの恒常方針) 大型オークのヴァット(大樽の発酵・熟成槽)で約1年熟成後、フレンチ・リムーザン産の小樽バリック(225L前後の小型樽)へ移して約2年熟成、さらに瓶熟を経てリリース。収穫からリリースまで最長約6年をかける長期熟成 |
| 評価 | 本銘柄2004年の評者個別点(評者名+媒体)は一次資料では確認できませんでした(市場表示で90点との記載あり) |
出典・参考文献
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